ポポロクロイス物語スタッフリスト番外編

過去のネタ
リンク切れなどあるかと思いますがご容赦を。
誤記誤謬に気が付くと時々こっそり修正したりします。

2003年01月〜03月

NHK-BS、たるんでいるなどと失礼をお許し下さい訂正します
実はユニコ二作目のほう、今まで見逃してきたのですが
いやー素晴らしい!
独創的で奔放なイメージを、堅実且つ高度な作画が表現しきっている!
いま観ても全く遜色無い、驚くほどハイレベルな作品です。
スタッフの面子だけみると一作目がすげー豪華なんだけど、
作画で魅せるワクワクドキドキ感は圧倒的に二作目の勝ち!
シナリオ・演出のまとまりも然り、まぁユニコ自身が脇役的ではありますが。
なんつーか『クレヨンしんちゃん』の劇場作品観たときのような得した気分です。
風の精霊らしきキャラの造形が、G・マクドナルドの
『北風のうしろの国』の印象に酷似している事も再発見。
参考リンク:
http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Oak/9034/Macdonald.htm
絶版が多そうですが、地方の図書館などに結構所蔵書があると思います。
ポポロファンなら『黄金の鍵』おさえておくべし。

ユニコ
http://ja.tezuka.co.jp/anime/sakuhin/mv/mv013.html
http://www.jmdb.ne.jp/1981/de000660.htm

ユニコ魔法の島へ
http://ja.tezuka.co.jp/anime/sakuhin/mv/mv014.html
http://www.jmdb.ne.jp/1983/dg002620.htm

amazon.co.jp
ユニコ【劇場版】
ユニコ 魔法の島へ【劇場版】ハ

手塚プロのページで杉野守美とあるのは村野守美の誤記でしょう。
(村野守美+杉野昭夫、とかね)
このページ誤記多いなぁ・・・
名アニメーター・富沢和雄氏の御名前を間違えてるんじゃねーぞ

村野守美参考リンク
http://www.jmdb.ne.jp/person/p0247290.htm
http://www.10daysbook.com/html/ebi/store/store_murano.html
ガロ系漫画家としては著名な氏ですが、アニメの監督としては寡作だったんだなぁ
・・・勿体ない・・・

なお『ユニコ魔法の島へ』のほう、上記ページでは省略されていますが
原画スタッフにしっかり大橋学御大が参加されています。
(福島敦子氏の名前は一作目の動画のみのようで。)

しかし最も驚いたのは、
二作目のほうが堂々たるパンチラアニメだったことだというのは内緒だ。

ガンバとカワウソの冒険
も、思ったより良い出来でした。
(全く期待していなかったので)
監督:大賀俊二/作画監督:鈴木信一
とのことで納得
まぁオリジナルの精神性はそれなりに引き継いでくれた、というところでしょうか
とはいうものの、
『ガンバ』『宝島』の頃の東京ムービー作品は神懸かった凄さがあったからなぁ
それはもう、比較するのがかわいそうになるくらい。

(2003年03月28日 記)

えるあーるですが
まーなんつーか結局川崎逸朗氏はいまだにダークサイドを彷徨っておられるようで
音楽ネタがらみとかスカした感じをだしたかったんでしょうが
まぁ客との温度差を顧みないのもB級バンドのB級たる所以なわけで
このままA級を目指さないのならそれもまた良しかと。

(2003年03月28日 記)

さてここで問題です
何回「おにいちゃんっ」ていったでしょうか?

まぁそれはそれとして
ぱにょデジ最後でミュージカル。
ウム、全部チャラにしよう(馬鹿)

(2003年03月27日 記)

あーそうそう
『ぷちぷりユーシィ』
なかなかに楽しゅうございました。
つらい記憶は忘れて魔法とか
法則性が曖昧でなんだかよくわからんオチとか
三頭身とか菊池洋子とか
ミュージカルは・・・どっちかっつーとアイドルオンステージでしたがまぁ良し。
そんなかんじの作品でした(どんなんや)
いや正直ちょっと泣きそうになったり。つーか泣いたり。

(2003年03月24日 記)

春休みのNHK-BSはたるんでるな・・・
放送スケジュールも既にグダグダ気味
とりあえずユニコまだ観てない方は抑えておくべし。

(2003年03月24日 記)

DVDと上映された映像の色調が異なっていることで有名なあの作品が、狂信宗教団体と軍事産業と石油産業に支配され世界中に恐怖と殺戮と怨嗟の種をまき散らしているあの国のローカルな映画祭で賞を受賞したそうです。よかったですね。
やはりウンコやゲロやヘドロや産廃やストーカーや売春婦や女衒や拉致監禁洗脳や拝金主義やグロテスクに肥大化した母性といった素材があの国の文民の嗜好に合致したのが勝因でしょうか。なにしろあちらの映画ってそういうネタばっかしですもんね。
しかし「名前を剥奪する」ネタはどう受け止められているんだろう。やはり本場だけに、パクリ騒動とか起きているのかなぁ。

(2003年03月24日 記)

『アースシーの風 ― ゲド戦記V ゲド戦記 5』

なんじゃこの媚びた表紙画は・・・
とりあえずゲド もといゲット
(いや一応いうとかないかんかと思いまして)
昔は本屋巡りして探したもんだが今じゃそこらの本屋で平積みだよ・・・
本文中の挿画無し・・・一巻は抜群だったのになぁ・・・
てなことはおいといて!さぁ!読むぞ!

(2003年03月20日 記)

竜の祠に踏み入る覚悟でゲェーッツト!!
なんか大切なモノを失った気がするがそれもまたよし!

ゲームの紹介はあれど原作表記無し
コミカライズ物てそうーいう通例でしたっけ。
巻末の「先生からあなたへ」も見逃せません。
ま、それはさておき
同人などであるところにはあるのでしょうが、
福島キャラがこうなるか〜というのも新鮮な驚きでして
個人的にはちーとばかしツライのですが
どうせなら例のパセリちゃんマンガの人に・・・
・・・原作者様と芸風かぶっているからダメか。
(客層が違うって)

続きは買って読め!
ってこれ月刊!?来月も買えと!?試練か?試練なのか?

(2003年03月19日 記)

原作者様のサイトトップページより

これか!

http://ribon.shueisha.co.jp/origin/original/original.html

企画意図は一体!?
つーかどうやって読むかが問題だ!
マンガ喫茶にゃ置いてないだろうなぁ・・・
買うしか!買うしか無いのか!?

(2003年03月18日 記)

宮島依里プチ情報〜
スターゲイトSG1
TVK3月12日放送『思春期のウイルス』にて発見
残念ながら本編殆ど観られなかったのでよくわかりませんが
ゲストキャラだったと思う・・・レギュラー陣人数少ないからな。
んでこれ他じゃ4thシーズンまで放送されてるらしいのでいつ頃のお仕事かは不明。

(2003年03月12日 記)

観てきましたよ
『The Lord of the Rings : The Two Towers』

ヤバいっすよまたボロ泣きッスよ
ケツの痛みを感じる隙すら与えない至福の3時間
ほっかほかに暖まったところで続く!
くぅ〜もっと観せて今すぐ観せて!つーかんじでした。

去年も記しましたが、原作を知らないのであれば
井筒監督リアクションで至極当然だと思います。
今現在の中東に関わるキナ臭い状況を想起させる要素があったりして
刹那現実に引き戻されるのもマイナス要素となりかねません。
(タイミングとしては偶然に過ぎないでしょう これもファンタジィの寓意性故です)
もちろんそんなことは些末に過ぎない。
これは原作に触れた読者と映画との間にだけ成立する
「想像力の真剣勝負」
を楽しむべき映画なのですよ。

(2003年03月06日 記)

こんしゅうのえるあーる
演出絵コンテ多田俊介/作画監督入江健司
でええかんじでございました。
いつもの・・・いやユニークな作風はどこへやら。
他方、ぱにょデジは・・・
スタッフの名前だけみればなんでああいう出来になるのか理解不能です。
集団作業の奥深さというヤツでしょうか。
良し悪しはともかく真下クラスの安定を若手監督に求めるのは酷というものか。

(2003年03月06日 記)

中村隆太郎監督の新作
『キノの旅』
http://www.kinonotabi.com/top.html
ちらっとだけスポット観ましたがなんかよさげな感じでした。
くすんだ色合いとか中村節つーかんじで。
(最近はデジタル化でみんな淡色化してますが。)
作画スタッフにも期待できそうな予感。
ノンスクランブル枠らしいので楽しみです。
もうサクラ大戦のようなことは以下略。

(2003年03月01日 記)

最近のマイブーム
「二次災害」

例えば
「毎日こんなにアニメばかり観ていると二次災害の恐れがあるな!
とか
「締め切りまでに書類提出完了!二次災害 無し!
とかいうふうにつかうのだ。

しかし無駄にハイテンションなことでおなじみ中村憲由演出回ですが
作画がだれであってもタイミングが強制的に揃えられてるつーのはすごいなと。
あーいう指示って絵コンテレベルで出せるものなんでしょうか。

(2003年03月01日 記)

新番第二波

『明日のナージャ』OP&EDは細田演出も秀逸だが
奇跡のアレンジャー・大谷幸が編曲なので要チェックだ。
(作曲は別の方。本編音楽は奥慶一氏。)
音楽のことはようわからんのですが
あの鉄琴みたいなのを高音から低音までキュラララランッって鳴らすやつ連発
絶対プリセットで用意してるんだろうなぁ。大谷氏の記号みたいなもんですか。
しかしまた体力を要求される作品が一つ増えちまった・・・
いや楽しみではありますが。

『クラッシュギアニトロ』
レッツゴーアミノ!
変態タイツ仮面好きなメダ山口!
そしてキャラは・・・
朝倉三太って誰?近藤高光でも石神零番地でもなければ
田中穣でも安藤義信でもなく?
まぁ作画はスタジオダブ/高橋晃だから文句はいうまい
楽しみが一つ増えました。
らいしゅうもげんきばくはつだ
それはそうと
『完全勝利ダイテイオー』はどうした?
http://www.nifty.ne.jp/rstation/sunrise/dai_t_o/dai_t_o.htm

(2003年02月02日 記)

一週とばして4週目ー

『メダL/R ット』
素晴らしい作画を堪能いたしました〜。

『ぱにょぱにょ.hack』
これや・・・
ポポロの時もコレにやられたんや・・・
頬ブラシなんて使わなくても十分すぎるだろ〜

突然だがここで真下作品の法則をまとめてみよう
ヒーローはヘタレでなければならない
ヒロインはカワイイが性格悪い小悪魔でなければならない
漢のロマンを語る資格を持つ者は不細工でなければならない
美形の男は損な悪役でなければならない
ハーレムは必須だがかりそめのものでなければならない
視聴者にはアメとムチ両方を与えなければならない
紫や緑を組み合わせたけばい色彩をどこかに使わなければならない

いや水曜は楽しいねぇ。夕方のも(一部を除いて)良いし。
しかし本命はストラトス・フォーだ

(2003年01月30日 記)

2週目ー

『L/R 』
川崎逸朗氏はいまだダークサイドを彷徨っておられるご様子
おーいどなたか監督さんに
「楽屋オチ禁止」
っていってあげてくださーい
早く光明を見出していただきたいところ。でないと底無しの闇が(以下略)
あ、OPとEDは結構好きです。

『.hack//』
ほんま老獪つーか狡猾なお方やなぁ真下氏は・・・
とひとしきり感心いたしました。
なんであーいうの巧いんでしょうねぇ。不思議不思議。

『ぱにょデジ』
毎回ミュージカルじゃないのか!看板に偽り有りだ!(ありません)
あ、こっちもOP締めのO.L+Z.Bのところ結構好きです。
しかしGAの新OP、担当は浅香氏のようですが監督としてあんなのを看過しては
日本一のミュージカル演出家の名折れですよ
(すんません勝手にいうてるだけです)

そういえば『ぱにょデジ』の前にポポロメカデザの村田俊治氏が
キャラ&メカデザイン&作画監督で参加している作品があるような気がしましたが
お疲れさまですとしか感想のつけようが無く。

来週もなんか書きたくなるような作品期待してます>上記3作

それにしてもストラトス・フォーはええなぁ

(2003年01月16日 記)

水曜深夜 魔の時間帯
あかん 本数多過ぎでついていかれへん

『.hack//黄昏の腕輪伝説』
なんつーかゲームとの関連性については
前作よりもポポロTVシリーズにより近い作り方をしてはおられる様子
オリジナルキャラのわがまま娘に全てを背負わせるTVポポロの手法とはちがい、
何度でもリスタート/リトライの効くネットゲームを舞台に選んだことで
メタストーリィの無限再生産を容易に可能にしたと云うわけですな。
守岡演出も癖がえらく控えめに
伊藤脚本とデジモン・コレユイの西園脚本でここまで違うのか真下総監督!
つーかキャラデザが ほら、その
ぷに系じゃなくてさぁ、もっとこう
ソリッドな感じにならんかねぇ(なんのこっちゃ)

『L/R -Licensed by Royal-』
なんつーか川崎逸朗氏はここまでひねくれてしまったのですか(作風的にね)
いやアーク-ワイルドアームズと次第にダークサイドに堕ちていく様子が窺えたもので
もし、もし仮にですよ
飛行船=アークに対する復讐、異常に騒々しい劇伴=真下音響演出に対する復讐
だとしても、受け手を不快にしてまで果たす復讐に何の価値がありましょうか。
え、ナニ?妄想入りすぎですかそうですか。(何の復讐なんだか)
とりあえず作画を楽しみにしております。
でもその作画スタッフの選択もなんかこう私怨混じりに思えるんだよなぁ・・・
あ、もうやめよ

『ぱにょぱにょデ・ジ・キャラット』
なんつーか一年かそこらくらい前の作品でしたっけ?
まぁなにはともあれ
唐突に始まるミュージカルに乾杯
ノリの悪さはこの作品・あの脚本でアレ以上は望みません。

・・・以上の三作品を こう
堀川憲司氏あたりがええかんじにブレンドすると
ポポロTVシリーズができあがったりするような気がします
云うてもせんないですかそうですか。

とゆーことで今期新番は
『マシンロボレスキュー』(神戸守監督)
に賭けることに致します(馬鹿)
「戦闘による二次災害 無し!」
そうだ子供達よ!世の中最初に云い切ったもん勝ちだ!

なんだかんだで楽しみの多いことです。
本命がストラトス・フォーだというのはナイショだ。

(2003年01月09日 記)

アクセスログでキーワード検索「灰羽連盟」「松本憲生」でいらっしゃったルート探知
おお!その手があったか!(いまさら)
で 検索便乗利用させていただくと
作画オタクさん達のサイトをいくつか発見

やはり皆様エンディングのクレジットが読めずに苦労なさったご様子

うーん確かにこれは松本作画間違いなし!原画修正無し!
と思しきカットがいくつかあったんですが裏がとれなくて。
運動曲線の他に、アルジュナの時みたく瞳が縦長線目のコミカル調になるのも氏の画風の特徴なので
岸田隆宏氏とは差異化可能だとは思うのですが、
なにせ
『双子の星』を観たあとなものでなおさら判別の自信が無く。

レッツ比較
『双子の星』
http://www.tk-telefilm.co.jp/futago.html
ポポロのヴォーカルコレクションジャケット
http://www.sonymusic.co.jp/Animation/popolo/songs/vc.html

ヴォーカルコレクションのほうは絵が小さくてよくわからんと思いますが
松本憲生氏の作画なのでファンは躊躇無く買っておくように。
ちなみにCD内のリストでは
「Jacket Illustration : Takeo Matsumoto」
とあるがおそらく誤植。
ポポロクロイス物語OfficialfunBook」には
「llustratied by Norio Matsumoto」
とあるので間違いないでしょう。
・・・あ、後者のほうが図版がおおきいや。

(2003年01月07日 記)

今週はなんか(神奈川だと特に水曜)ポポロで交叉したひとびとの作品ラッシュ
真下一門でかい目でお馴染み菊池洋子キャラデの『.hack//黄昏の腕輪伝説』
最近は絵コンテ職人化している川崎逸朗監督作『L/R -Licensed by Royal-』
8話でお馴染み高柳滋仁監督作『ぱにょぱにょデ・ジ・キャラット』

そーいやGAで堀江美都子の歌をバックにしたギャグがあったけど
GAでミュージカルを期待しているとあらぬ方向に連れていかれる
ということがよーくわかりました。
監督さんおつかれさまなことであります。

(2003年01月07日 記)

いやー年末のBSアニメは実にようございました。
『双子の星』かわいすぎ!
また橋本ありすが宮島依里みたいな声なんだよ〜
『ケロケロちゃいむ』かと思うた
千葉繁と立木文彦のバトルも『赤い眼鏡』的でちと笑えたり
勿体ない作品だから是非ともDVDへの道を作っていただきたいところ。

『シリウスの伝説』
タイトルだけでは思い出せませんでしたが
公開当時乱立していたアニメ雑誌でやたら特集記事組まれていたよなーなどと
ちょっぴり感傷的になったり。
内容が神話の直裁的翻案で時代を感じさせたり
トゥイーティーみたいなキャラ造形が萌えを拒んだりしますが
大橋学エフェクト作画全開で見応えたっぷり
アート路線にかこつけて露骨なエロ描写もあり
長い間放置していた宿題片づけた気分で大満足であります。

ちなみになんとなく抱き合わせで買わされたっぽい『くるみ割り人形』も珍品
日本の人形造形界の偉人・持永只仁氏やタツノコの宮本貞夫氏が関わっていたり
ヤケクソでクレイジーなストーリィもあわせて大笑い。

しかーし
なんつっても真打ちは
『太陽の船ソルビアンカ』の宮島依里だ
もう殆ど主役!台詞一番多そう!
そうかこれ観とけば『灰羽連盟』にすんなり繋がったわけね。
こういう役だと非声優声でありながら腹筋に力の入ったパワフルな芝居ができる
希有な声優であることがよくわかります。
三橋加奈子や折笠富美子との違いも明確に。
いやもっと活躍していただきたいものです。
三井秀樹の脚本も、ポポロと時期が離れてないせいか
まぁアレなかんじというか宮島依里狙ってるようなフシがあったり
オーパーツとかはうんざりですが楽しかったです。
まさか
「婚期を逃して焦る年増女の愛憎劇」
のおはなしだとは思いませんでしたけど。

(2003年01月01日 記)

で、その
『灰羽連盟』
ですが、いやよい作品でした。

宮崎駿を筆頭に多くの日本アニメ・コミックが『ゲド戦記』の摘み食い、のようでいて実際は『ゲド戦記』の呪縛に屈服していた中、近いベクトルを持ちながら新たな意味づけと独自の映像表現にまで到達し得た作品がようやくでてきたか、てなかんじです。寓意性が強く解釈を受け手側に投げる形式には賛否あるようですが、それより注目すべきはむしろ全体の構成力にでしょう。13話の長さに相応しい主題の選択、舞台となる世界の構築と並行して進む作劇など新進の脚本とは思えないほどの熟達を感じさせますが、これは他の作品との制作プロセスの違いも影響しているのかもしれません。いずれにせよ好ましい印象の良作でした。宮島依里もでてるしな(馬鹿)。DVDはともかくサントラはマストバイ。大谷幸奇跡のアレンジ炸裂。

(2003年01月01日 記)

『ゼルダの伝説 風のオカリナ』
もとい(しつこいって)
『ゼルダの伝説 風のタクト』のキャラの件ですが
アニオタニュースさんなどで既報の通り
大塚康生御大のサイトBBSにて小田部氏の関与がなかった事があきらかにされてます。
いやおちついて考えれば氏の画風が30年前と同じであるわけが無く
ましてや森やすじ氏を中心に生み出された当時の旧東映キャラを
そのまま復活させるような作業を今更なされるとは思いにくいわけですが
ついつい懐古趣味に流されて無駄な期待をしてしまうところが
オールドファンの悲しい性とゆーやつでして。

しかし一方でこうした復古調の動向を価値あるものとして認めつつも
30年の歴史の中で多くの才能が影響を与え合いながら発展し多様性を育んできた
現在のアニメの絵柄も厳然としてあるわけで、
やはり「そのまんま」の復古調よりも福島敦子氏のような隔世遺伝的性質の絵柄を
もっと評価し育てていくべきではないかと愚考する次第。

(2003年01月01日 記)

とりあえず2003年分から。


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