ポポロクロイス物語スタッフリスト番外編

過去のネタ
リンク切れなどあるかと思いますがご容赦を。
誤記誤謬に気が付くと時々こっそり修正したりします。

2005年01月〜03月

カゼノトオリミチのカップルは実は血の繋がった兄妹だっりして!
などとどうでもいい妄想をしつつ
ぼやーっとアニメの録画など消化していると
突如折笠愛の絶叫が聞こえてきてぎくっとしたりする今日この頃
なんかいつのまにか件ののリメイク版が発売になるようで。
なんかいつのまにか公式サイトとかもできていたりして。
しかも年表とかもできていたりして。
こっちのとはぜんぜん違います)

年表・・・そう、年表と云えば
指輪物語に立ちはだかる二つの難関
そのうちのひとつは多くの入門者が挫折するという一巻の導入部だが
もうひとつの難関にして全巻読破し終え熱く興奮している最中の読者すらことごとく睡魔に屈服させる
ヤゴゲルゲの子守歌に匹敵する催眠効果を持つといわれるかの強敵
シルマリルの物語を思い起こさせます(前置きが長いわ)
で、例によってなんかまた政治的理由による神話の捏造。改変が為されているような。
いつのまにか大作指向を義務づけられてしまった以上
これもまたメタ神話としてのポポロが背負った宿命と云うところでしょうか。
んで、闇はワルモノで、嫉妬とかねたみそねみひがみが元凶だと。
えーと ポポロってそんな世界観でしたっけ・・・?

しっかしあいかわずスタッフ情報ないですねぇ
いや雑誌とかには発表されているのか知りませんがすくなくとも公式サイトには見あたらず。
ぶっちゃけ誰が主人公だとかどのキャラが活躍するのかとか
そんなよーなことは心底どうでもよく
誰がシナリオ書いて誰が全体統括して誰がイベントシーンアニメの監督・制作なのかとか
そっちのほうがはるかに重要な商品情報だと思うのですが
ゲームはあくまでゲーム、それ以外はオマケにすぎないという認識なんでしょうか
(関東で)木曜深夜TBS系の歴史改変アニメ2本立てアワーとか見るにつけ
リメイクがいかにしんどいか痛感したりするのですが
(いやつくってるスタッフさんはそうでもないのか知りませんが、観ている方がね)
この新作リメイクゲームはどうなんでしょう・・・。

ま いずれにせよイベントアニメのスタッフが判明しない限り
これに手を出すことは絶対あり得ないわけですが。個人的に。
(購入した方、よかったら教えてください)
公式サイトとかのイラストって福島画じゃないよね・・・たぶん。いや巧いとは思いますが。

(2005年02月07日 記)

どんどこどんどこどんどこどんどこどんどこどんどこ
「いよーっ」「はっ!」
どんどこどんどこどんどこどんどこどんどこどんどこ
「いよーっ」「はっ!」
「いーかげんにしてください!」ドカン!
「ヒビキ!」
てなわけで
なんか去年から続いている作品はどれもいいかんじにテンション上がってるんですが
今年になってから始まった作品群がどうもストレスが残存蓄積して疲労になるようなのばかりで
どれぐらい疲労がたまるかと云いますと
ついアルティメットガールに癒しを求めてしまうくらいですから
いかに疲労が溜まるかご理解頂けることと存じます
しかし新番組の中でちゃんと意識的なレイアウトをやってるのってこれくらいのような気が。
微妙に成田亨リスペクトなデザインも好感だったり・・・いやあんまし褒めたくはないんですが(なんでや)

で 火吐きライダーはどうかといいますと
CGを補助的に活用しつつカット・カメラワークと体術主体で構成した森林アクションシーンに感心しました。
これってやっぱりクウガメソッドって感じですね。
基本的にミュージカルは全面肯定なんですが、まあそれがうまくいってるかどうかは別にして
石ノ森プロの規範の取り方がおもしろいなあと。
アクマイザーモチーフなかんじのデザインとかアマゾンぽい展開とか
御大存命中はあれだけ無茶やってたんだからこれくらいオッケーだろ、というかそんなかんじの無茶さが。
円谷・手塚系が無惨な有様なのに較べてみょーに生き生きしてるのがまた。
そうそう、今のウルトラマンにはウンザリだとお嘆きの皆様には
小林泰三氏の『ΑΩ』をお勧めします。
登場人物が全員クルクルパーな作品をイライラしながら見るよりはるかに有意義な時間を過ごせること請け合いです。

デカレンジャーのほうはなんかツッコミの隙すらないほどかっきりと纏めきって。
いや役者さんから各種デザイン、脚本陣まで盤石でしたねー。お見事でした。
ところが荒川脚本・シリーズ構成の深夜アニメとなると
なんかもうキャラの一挙一動一言一句、物語の展開全てが100%理解不能で。
まぁコスプレイヤーとか理解できなくて視聴止めちゃった経験があるから驚きはしませんが。
例によってOPとEDが過去作のパク・・・オマージュなのも荒川脚本作品のお約束なんでしょうか。

宮崎なぎさ監督作はOP演出が素晴らしいです。
画材店に行ったことがある方ならおわかりかと思いますが
からふる〜はっぴーまて〜りある〜と歌詞にあるとおり
配色といい陳列方法といいあれはまさにマーカーそのもの!
つまりこの作品に於けるキャラは大量生産大量消費型の使い捨て商品であることを見事に表現しているわけです!
これぞ近代アートの系譜!そういえば、ウォーホールのモンローやコーラ瓶を想起させなくもありませんね!
そして同様に記号を駆使したデジモン映画2作目EDを彷彿とさせる締めのテンポのよさ!
いやーさすが宮崎なぎさ氏。大地一門のひねくれっぷりはタダモノではありません。
えーと本編はどんなんだったかどうにも思い出せないので省略。

宮崎氏がらみのもう一本、こっちがどうにも気色悪いのは
男の声優さんが甲高い裏声で女性の口調で
「ねぇ〜〜〜ん」
とかほざきやがるのが生理的に受け入れられないというきわめて単純な理由です。はい。
東京ゴッドファーザーズのオカマや厳窟王のホモなら不快感無く観られるわけでして(いかんだろとは思いますが)
別に百合がよくてホモがダメということではないのです。ええ。
てゆーかそれ以前に、まさにやおいの語源通りの内容がなんとも。スタッフ買いにも限度というものが。
まぁこんなのがたまに出現してバランス取るのも悪くない・・・いやまて
今日からマ王もあわせるとホモアニメ三本進行中じゃないのか?
いやさくら再放送も含めたら4本になるぞ!?
いくら百合アニメラッシュの後だからってこれでいいのか?

渡部高志監督作
これもこまったもんで 本来ならハードSF系は全面支援したいところなのですが
2001年が名作とされているのは、監督がSF好きだったからではなく、監督が一流の映画監督であったからだ
ということをよーく考えなおしていただきたいところ。
いや面白い設定はあるんですよ
宇宙での対艦戦が敵を確認してから交戦まで数日掛かったりするのとか爆音を演出で追加したりとか。
でもそれやるなら時間経過を効果的に描写したり音の伝わらない宇宙空間を印象づけたりしたうえでなけりゃ
折角の設定をドブに捨てるようなもの、つーかSFと呼べるシロモノじゃないようにおもうのですが。
極論すれば、SFアニメには台詞は不要で描写さえあればいいくらいなのに、
いまこの作品はその全く逆を爆進中のご様子でなんとも歯がゆいです。
携帯電話の使い方が現在となんもかわらないところをみると、やっぱしこの作品って
学園祭を中止にさせられそうになった高校生達のささやかな反乱を描いたドラマが元で
それがなんかの間違いで宇宙が舞台になっちゃったとかそんなかんじなんでしょうか。
それなら恋の告白で戦争継続とかの謎展開にも納得できます。

うーんやっぱし愚痴っぽくなっちゃうなー
こんなときは笑いの神降臨中の焼きたて!ジャぱんでも観て回復するにかぎりますな
ローソンの企画パンがモロにネタバレだったあの瞬間、笑いの神が降り立ったと確信しております。
しかし友永氏もすっかりなじんでしまわれて。
さすが、本編より面白いと評判だった(かどうかしらんが)漫画
『その後の姿三四郎』をお描きになっただけのことはあります(いやマジでおもろいのよこれが)
やはり本分はギャグにある方なのでしょうねー。

(2005年02月07日 記)

あけましておめでとうございますザコ
今年はちょっとフィギュアに萌えてみようと思うザコ!

てなわけで
SDガンダムフォースがおもしろかったので
最終回終了後近場のオモチャ屋に駆け込んで一個だけ残ってたザコ確保。
ついでにガシャもまわして2体入りゲット。
ガンダム商品購入なんて何年ぶりザコ〜。
うーんガシャの方が造形の出来が良いような気がするザコ。
デフォルトでマイク装備しているのもポイント高し。
いいなぁ、物騒な兵器じゃなくてマイクですぜマイク。MSが。
(写真のは自作ね。)
おおきいほうは分解ギミックのために肩関節が動かないのが難点
でもこの作品のメカ造形は美しかったザコ。
最近の、どこぞの醜悪な針山ガンダムなんかよりはるかに。

などとたまには悪役らしく毒づいてみたりもするザコよ。
(ああっ語尾にザコってつけるとなんでも云えるような気がするっ)

しかしまーなんですねー
あらためて本家がこの頭身で見事にデフォルメされますと
つい語尾に「
デフ」とかつけてしまいそうデフ。

(2005年01月05日 記)

えーと新番ラッシュがはじまってしまいそうですがその前に最終回などふりかえりつつ。

SDガンダムフォースお見事でした。
キャプテンソウルドライブ開眼の時に訪れる静寂にかなり泣かされたりとか。
レイアウトも全般的にとてもよかったです。
こっちの分野ではかなり遠近法が把握できているのに
在来アニメでは何故いまだにこれができていなかったりするのでしょうか。
あと、モーションアクターの動きって後加工段階で中抜き+残像追加できないのかなあ。
手間掛かるんでしょうけど、それができればさらに自然になるような気がします。

前世はGガンダムに違いない百合アニメ
いやなかなかガッツ溢れる爆笑バカアニメでした。
あの百合巫女カップルは転生するたびに
おんなじよーに痴話喧嘩で世界を滅ぼしたり救ったりしているんでしょうねぇ。
「あなたに嫌われるためにやったの」って、あんたむっちゃノリノリやったやん!
とか楽しくツッコミをいれつつ観ていたわけですが
作画・演出的にも百合クイーンの表情の描き分けは観応えありましたです。
タイトルロゴデザインは個人的にお気に入り。

違法少女イリーガルなのは もとい なにがリリカルなのかよくわからないリリカルなのは
いやもう杖萌えという新ジャンル開拓アニメですよ
レイジングハートとバルディッシュがけなげでもう。
人間のキャラの顔が殆ど同じだったことからも自明ですが
全ては杖のキャラを立たせるためと云って過言ではないでしょう(ツッコミ拒否)
あー初回から自己修復回までの録画残しときゃよかった〜
まあそれはいいとして
全般的に音響効果がよかったです。
さくらのころから意識的にレベル上げてきてるなーとは思っていましたが、
なんかこの作品は効果音だけ聞いててもかなり心地よかったような印象が残っています。
まあなんだかんだ云っても最終回にはちょっと泣かされたんですがね。フッ
なお、これと巫女百合アニメは小寺勝之氏が主力演出陣入りしてましたね。
また監督で一本お願いしたいところです。

萌えの老舗・テレコムアニメーションフィルムが送る
日本漫画映画の結晶・双恋
ヤギ成分が足りなかった後半は笑いの神様もご不満だったようですが
修羅場をうやむやに終わらせるために沸いてでてきた謎の友達軍団でちょっと笑えました。
同じ日に再放送している巨人の星の椛島作監回を観るに
あぁこの独特の表情の付け方はちゃんと継承されとるなぁとへんな感心をしたり。
サヴァイヴの総集編も観たんですがいまでも大爆笑でさすがでした。
つぎは焼きたて!ジャぱんですか?笑いの神様!

ひそかに楽しみに観ていたφなるアプローチ
なんか微妙に良識を保持したバランス感覚が意外と心地よかったです。
いや3(2.5?)頭身にやられたというのもありますが。
ちなみに個人的に湖川氏と云えば思い出されるのがナガイさ〜んのノリノリ!のガニマタダンス。

ごとうきむらアニメ うーん
そもそもメフィラス星人ネタで思春期の少女のひと夏の体験ってだけでもかなりナニなのに
オチが神様オチて。
 キディの武本+きむら回とか深夜の真下アワーとかを観て
きみらひでふみ氏はSFスピリッツを理解している脚本の一人だと認識しておりまして
きちんとオチから演繹して全体構成を組み立てられているはずなのですが
どうも最後に投げやり感が残るのは何故でしょうか。やはり企画か?
次はバリバリのハードSFでひとつ。

ローゼンメイデン、なかなか良かったので原作漫画読んでみたら
かなり解体再構成されていたことがわかって興味深かったです。
ドアノブに手が届かないネタから便所ネタに至る三段オチが丁寧でよかったのですが
あれは大部分アニメオリジナルだったんですね。

アホ人魚歌アニメ、えらい長いことやってた気がしますが
C級の内容をB級のクオリティで描ききった根性は称賛すべきかと。
いや、イヤミでも何でもなく。最終回の構成とか意地が感じられましたし。
まぁ突然歌うたい出すアニメっちゅうのにもともと弱かったりするんですけどね。
個人的に女子十二楽房のパロ分身がツボだったのはもう忘れておこう。

モンキーターンは、もう特に言葉が必要ないくらいでしたが
造り手の皆さんが、この作品の心地よさがどこからくるのかを正しく理解して
今後に活かしてくれたら有り難いなーなどと思う次第。
コンビニ量産型萌えアニメからの脱却の道筋がそこにある!かも?

(2005年01月05日 記)

千と千尋とシュナの旅 もといハウルのゴミの家観てきました
しかしまーなんですなー
同じ主題をくりかえしくりかえし作品化するのが巨匠の証などと申しまして(かどうかしらんが)
舞台挨拶(TV番組中)で倍賞千恵子が「おばあちゃん恋してますかー?」とか客に語りかけてましたが
ありゃあ別に老人に向けたものでも何でもなく
自分を不器量だと思いこんでるだけの監督好みのきりっとした面構えの18歳のピチピチギャルが
本来持っている生命力を回復するとゆー魔女の宅急便から千と千尋までとおんなし主題なわけで。
荒れ地の魔女の呪いつったって名前の剥奪と一緒だもんねぇ。
ようするに宮崎アニメの少女はどんな理不尽な逆境にも屈しない常に最強無敵の存在であって
そこらへんさえ押さえときゃ自動的にお話は理解できるとおもうんですが
(原作がどうかなんてことは知ったこっちゃありません)
天才にありがちな「さっさと結論を伝えたくて説明する手順を惜しむ」タイプの作劇が災いしてたかも。
まー世間も御大の恋愛観・女性観のユニークさにいいかげん気が付いたことでしょう。
いやそんなこたぁプリンセスアワーのサイコロがどっちになるかとおなじくらいどうでもいいことで
他の追随を許さない奇跡の宮崎レイアウトの健在ぶりをじんわりと味わえて大満足でした。
もののけとか千と千尋はどうもレイアウト的な楽しみが少なかったような気がしていましたので
(デジタル移行期だったことが原因なのかも知れませんがどうなんでしょう)
他がどことなく投げやり気味な印象があってもここだけは死守していてさすがだなぁと。
それと、背筋がしゃんっと伸びた女性の歩きって他のアニメで観たことがないような気がします。
自然さを追求すればそうでない方向にいくのでしょうが、たまには理想主義の具現を楽しむのもよいもんですな。
あーキムタクよかったです。ナウシカの時の松田洋治よりずっと。

(2005年01月05日 記)

その宮崎レイアウトの継承者かとおもっていた片渕氏ですが
ゾロリで犬のおまわりさんのモブシーンやってたりとかしておられました
うむむ、もっと大きい仕事ははいらんのか。
しかしゾロリは川崎逸朗+坂田純一タッグでローマの休日ネタやったりと
なんか留まるところ知らずってっかんじです。

ついでに他の継続中の作品ですと、
前田真宏監督の光学迷彩アニメ・今日から厳窟王!
があいかわらずよいテンションで。
BECKは作画も油断できませんが増井壮一氏が演出陣入りしてますねー。
スタッフの配置は斯くの如き充実ぶりなのに・・・
制作体制が厳しそうなのはなんとなくわかりますが、それより
なんかこう焦点が定まっているのかどうなのかわからん気がするのは狙ってるんでしょうか。
なかむらたかし監督の前世アニメは
話の展開はさておき 時々ぞっとする画があったりするのがいいですね。
美術に勝又氏の御名前があったような気がしましたがなんかひと昔では考えられないとりあわせのような。
あの白サルは、あらいぐまもそうでしたが、なんか契約で使用を義務づけられていたりするのでしょうか
なかむら氏自身の趣味だとしたら、作品をぶちこわしかねないのでやめたほうがよろしいかと。
ネコミミは、オーフェン2期とそのED演出のノリが好きだったので文句無し。
どうにもおもしろくなりそうにないネタをちゃんとおもしろくなるように仕立てて
いろいろたのしませてくれる精神に敬服しております。サントラ買うかな。
あとは近藤高光氏がもっとももちゃんを描いてくれたら云うことありません(はい、バカですよ)。
菱田氏は今後の成長株かも。期待期待。

あーたのしいアニメいっぱい観た。すっきり。

(2005年01月05日 記)


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